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超言理論

特に益もない日記である

twitterはユビキタス?

ユビキタス(Ubiquitous):それが何であるかを意識させないで「いつでも、どこでも、だれでも」恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のこと

Twitterのコンセプトは「いま何してる?」に140文字で答えること。製作者は「リアルタイム性が高く、どこにいても自分の状況を知人に知らせたり、逆に知人の状況を把握できたりするサービス」の可能性と答えている。

ユビキタスとしてのtwitterはいつでも、どこでも、だれでも、自分の状況を知人に知らせたり、逆に知人の状況を把握する事ができるインタフェース。
いわゆる、「ゆるい状況把握」。StrongAIばりにWeakNetworkかWeakConnectionとでも言えば満足だろうか?

この「ゆるい」という部分には大きな可能性があると考える。
ゆるい、つまりユーザが存在しているかどうかがあいまいである事には重大な意味がある。
まず、ゆるいつながりを持つユーザ同士は例えばメッセージを送信する際,相手の状況を考慮する必要がない。なぜなら、受け取り側のユーザは自分の好きなタイミングでそのメッセージを受け取るためである。
また、メッセージを受け取った側のユーザも即座の返信、返答を求められない。なぜなら、送信側のユーザは受け取り側、返信者の状況を知れないためである。たとえ、メッセージを見ていてもその事実はメッセージの送信者には伝わらない。
この、「送信には相手の状況を考える必要がない」と「返信を強要されない」というのはメール、電話、mixiなどのSNSには見られない傾向である。
電話はかける時間を考慮しなければならないし、相手からかかってきた電話を無視、または放置する事はよくないことである、という認識がある。
また、メールも同様に返信を強く求められ、受信時間帯によっては受信者の迷惑となる。
mixiでは足跡機能とログイン時間表示によって送受信者の情報が分かり、また新着メッセージやコメントの強調告知で返信や反応を強要する事態になりかねない。

利用の頻度に関してもそのゆるさから生まれる恩恵は大きい。
定期的な確認を要求されない上に、たのユーザと同じライン上に表示されるというtwitterの形式はユーザごとの利用頻度、発言頻度や確認頻度の差を上手く埋めてくれる一因となっている。

強いつながりを持てば持つほど、ユーザは出会い系よろしくの関係性を求める状態になるのではないかと思う。
mixiなどではメッセージ、足跡、紹介文、コミュニティをフルに利用した出会い系、企業、スパムがはびこっている。

それに対してtwitterは簡単にスパムアカウントは淘汰され、企業も戦略を練った参画を行わなければ全く効果をあげる事ができない。
このある意味人間独特の距離感を表現するのがtwitterなのではないかと、最近思う。


ちなみに、なぜ出会い系についてtwitter上で何とか何とかといわなかったのかと言うと。
どうしてもtwitter上でもStongConnectionを求めるユーザがいるのである。

ゆるい状況把握にとどまらない、出会い系さまさまのreply合戦に、時折インタフェースの限界を感じる事もしばしば…というのは私のちょっとした感想。


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