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超言理論

特に益もない日記である

ベンチャーが求めているのは

ある就職活動イベントに参加してきた。普通の就活イベントとは少し違って、企業のブースへ学生が行くのではなく、学生のブースに企業の採用担当やCTO、CIOや、もしくはインターン担当などが話を聞きに(もしくは話し合いに)来る。企業の人には事前にすべての学生のESが送られていて、企業の人はそれを確認してブースへと来ます。イベントの性質上、僕は学生はいわゆる「売り物」で企業の人が「買い手」なのだと認識していて居たのだけど、就活と言うのはそう簡単な買い物に置き換えられるものではないらしいと言う事を今回知りました。
イベントに参加する前は「やってる事話せばまぁ良いんだろう」程度の認識で、そうすれば多分人工知能好きな人が興味もってくれるに違いないと思っていました。(この就活イベントの前にある会社の人と人工知能の話で盛り上がっていろいろあったという事もあったかもしれない)
自分がどのくらい人工知能が好きで、今までどんなものを作ってきたかを書いて、言語処理がしたくて言語処理がしたくて仕方が無いとプレゼンテーション資料に書いた。発表の練習や事前の用意はそれ以外にしなかったけど、それで十分だと思った。なぜならそこには自分の事がほとんど書いてあったから。でも、実際にイベントに参加して企業の人と話をして思った事は「我を通すだけではいけない」という、つまるところ「売り物」は「買い手のニーズ」なしには成立しないのだ、ということでした。

僕の居たブースには9組のSNSからソーシャルゲーム、インフラ、開発などなどの様々な分野の企業の方が来てくれました。先にも書いたように採用担当から人事、CTOやCIOなど役職も様々な人が来てくれたと思います。そんな色んな人達に自分の事を話しました。自分が出来る事、やった事、やりたい事...それを聞いた企業の人達は「凄いね」「熱意があるね」と言ってくれました。でも、そこには違和感があったの覚えています。ただ、イベント中はそれがなんなのか(最初は自分が喋りすぎているからだと思ってました)わからなかったのです。


今、イベントが終わり、企業からのフィードバックが返ってきてその違和感の正体が少し分かった気がします。その正体は「ニーズの違い」。というのも

というツイートを見て思ったもので、求めているレベルや方針、そもそもの「こういう商品が欲しい」というニーズに合致していないと、どんな素晴らしい商品も買ってもらえない(引っ越し用の車両が欲しいのにベンツとか買ったりしないよね、みたいな。※僕が僕自身を"ベンツだ"と言いたいわけではない)。多くの企業の人が人工知能の話を聞いて、自然言語処理の話をして、こんなに人間らしいとか、こんなに知性は面白いと話すと、最終的には「その技術はHadoopテキストマイニングに使えそうだね」とか「違法性のある書き込みの抽出に使えそうだ」と言った。多分、自分はこの就活イベント、ベンチャー企業との対話で「人工知能が今後どうマネタイズされるか」とか「自分が働いたらどんな風にお金を産むんだろう」という話が聞きたかったのだと思う、そしてそれは終わってから気づいた。凄いもったいなかったなと思った。企業の人も多分同じ事を思っていたんじゃないかと思う。就職とそれに関する疑問や方針を明らかにしなかった故に、自分は企業に聞きたかった事を聞きそびれ、企業は「ニーズにあわない人材だ」と判断した。


ぶっちゃけ、このイベントで「みまティーさん凄いっすね!一発合格です!」とか「今すぐでも内定出したいくらいですよ!」みたいな夢物語を期待していなかったと言えば嘘だし、優秀な成績貰えれば嬉しく楽しく自信を持って「就活余裕そうだしこのまま自分の好きな事やるわー」と言えたのだろうけど、なかなかそういう夢物語は夢の中だけのものだと言う事がわかったので、これはこれで(あんまり良くないけど)良かったのじゃないかと思う。

ちなみに今回のフィードバック

※評価は全て5点満点ですあなたの評価参加者平均
自社マッチ度
(求める人物像との適合度)
4.003.84
ポテンシャル
(社会人としての資質)
4.334.03
プレゼン内容
(PR内容に一貫性・説得力がある)
4.673.95
面談態度
(好感度)
4.674.43

いろいろ書きましたけど、良い機会でしたし色んな会社のグッズ貰えましたしお話もたくさん出来ましたし、楽しかったですよ。


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