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超言理論

特に益もない日記である

仕事が失敗した話を書く

タイトル通りなんだけど、ちょっと前からWebサービスを作ってみたくて、ちょこちょこ作っていた時に起きた問題についてメモしておく。
多分自分以外が読んでも特に利益なことや学ぶことはなくて、ただ単に自分が次に誰かと仕事をするときに思い返すためだけに使う。


まず、2013年6月、Webサービスを作り始めた。
Twitterのユーザをグラフ理論的に捉えて、Googleページランク的なアルゴリズムを当ててユーザの重要度というか有名度を調べる簡単なWebサービスだった。一応URLを貼ろう。
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Know Yourself - あなたを有名人です!

単純にGoogle app engineを使っていろんな人(特に自分以外の誰か)が使えるようなサービスを作ってみたかった、あと願わくば広告収入とか入ると嬉しいと思っていた。
原型はおおよそ準備してあったので、2013年7月の時点で基礎的な機能は実装が終わった。
テストで数人に使ってもらって、毎回毎回「見た目がダサい」「もっと見栄えを気にしろ」と言われたので、Webデザインとかができる人を探してきて頼むことにした。
頼んだ相手は高専時代の同級生で、(特に、同人活動をしている友達からの依頼で)Webデザイン等の作業をアルバイトで行っていた。

7月に一度Skypeで連絡を取り、作業を頼んだ。
α版のサービスにアクセスしてもらって、実際に使ってもらった。
インデックスページと個々のユーザの情報表示ページのデザインとHTML(こういうのはなんて言うんだろう、テンプレート?)を作って欲しいと頼んで、(自分では相場がわからなかったので)作業時間や作業量を見積もって後日アルバイト代を決めて教えてほしいとお願いした。
7月末から作業を開始すると返信があった。
あまりSkypeを使わないので、学校のメールアドレスを教えて、何かあれば連絡をしてほしいとお願いした。


8月になって、途中経過を教えてほしいと連絡した。
連絡を入れようと思ったんだけど、なかなかタイミングが合わなかったと言われた。
研究の中間発表や、冠婚葬祭等で作業が進まなかったと言われた。
その週の間にデザインコンセプトを作って送ると言われた。

8月末、途中経過を教えてほしいと連絡した。
返信でモックアップ画像が送られてきた。
いくらかデザインの詳細に関する話し合いをして、このデザインでCSS/HTMLを作っていく方針で決定した。
作業が難しいならもっと落ち着いてからでも構わないと言ったら、レポート課題の提出も終わったので9月ごとろには完成できる(目標)と言われた。


10月初旬、途中経過を教えてほしいと連絡した。
HTML化作業の途中で、どういう構造にするか構想中だと言われた。
別の作業(同人活動をしている別の高専時代の同級生からの依頼が急に入って締め切りもタイトだったらしい)を優先した、といっていた。
進捗したらまた後日連絡をすると言われた。

10月末、途中経過を教えてほしいと連絡した。
もう少し掛かりそうで、今は詳しいデザインやギミックとブラウザごとの調整を行っていると言われた。
もうすぐで完成だろうと思った。

11月中旬、途中経過を教えてほしいと連絡した。
アルバイト(これがどこかの企業で行っているアルバイトらしい)が立て込んでいて、作業が遅くなっていると言われた。
ただ、今月末までにはほぼ確実に完成すると言われた。


12月初旬、途中経過を教えてほしいと連絡した。
全く進んでいないと言われた。
修論など忙しい時期なので、しかたがないと思ったが、年末年始に10連休程度の休みが取れるので、そこで作業をすると言われた。

1月末、途中経過を教えてほしいと連絡した。
返信はなかったが、修論の忙しい時期なのでしかたがないと思い、時間をおいて再度連絡することにした。

2月頭、あまりに反応がなかったので、進捗はどうでもいいので返事をしてくれと連絡した。
音信不通に対する純粋な心配だった。
1週間後、連絡が来た。
年末年始で終わらせる予定だったが、修論に予想以上に追われてしまって作業ができなかったと言われた。
しかし、修論を提出して発表も終了したので、もう縛られるものはなく、作業に集中できるとのこと。
「遅れて申し訳ないが、(修論の)大変さを理解してくれるなら、今月いっぱい頑張って完成させるから待ってほしい」と言われた。
修論は確かに大変だった。)
彼はこれから就職のために準備が色々あるだろうと思い、「忙しければ辞めてもいい」と、もちろん「作業が遅くなっていることを攻める意味ではない」、「完成しなかったからといってタダ働きでは申し訳ないので、今まで作業してくれた文のお金は払います」と伝えた。
しかし、引き受けたのだからやりたい、と言われたので、引き続き作業をお願いする。

3月末、完成報告が来ないので、連絡を入れる。
返信はなかった。


4月、5月、6月と一月おきに直接電話をかけるが、とってもらえなかった。
7月、電話をかけてやっととってもらえる。
完成如何にかかわらずとりあえず作業報告をしてほしい、作業の続行が難しいのであれば、今までの作業時間と作業量からアルバイト代の最終決定をしてほしい、とお願いし、一旦電話を切る。

後日、Twitterのダイレクトメールで「こちらの不誠実のため、お金を受け取れない。迷惑をかけて申し訳ない。」と連絡が来る。
結果の如何あれ、仕事を頼んで(特に、途中経過の報告を見る限り、作業は行われているはずなので、その作業の)対価を支払わないことのほうが不誠実だと思う、お金を支払いたいので相談したいと連絡する。
返信は来なかった。

一週間後、再度連絡を取る。
もし、このまま連絡が取れない場合は、こちらで金額を決めて支払うと連絡をする。
後日、返信で「必要ないという回答に変わりはない、納得していただけないようでしたら検討します。」と返信が来る。
「作業時間が0なのでそもそも対価が発生しない」というなら仕方がないが…「必要ない」が、単純に対価を必要としないという意味なら、納得はできない、と連絡を返す。
「作業時間が0なので必要ありません。以上よろしくお願いします。」と返信が来る。
(1年間やりとりしてきた中で行われていた作業は何だったんだ…?
そもそも、私が頼んだ作業を手を触れてすらいないということだろうか?)
不安になり、「作業はしたが完成しなかった」ではなく「作業時間が昨年一年で0であり、そもそも作業に手を付けてすらいなかった」という意味かと確認をする。
自分の仕事の振り方、頼み方に問題があったのではないか、改めるべきところはないかと聞く。
「はい。時間がなかったためです。以上よろしくお願いします。」と返信がくる。

ここまでで、だいたい2週間くらい前の話。

一年かけて、やっとわかったことは、自分が頼んだ仕事(?)が全く触られてすらいなかった、昨年一年動向話した議論は全くの空想で、実際の作業は0だったという事実。
モックアップとか、ブラウザごとの調整とか、一体何だったんだろうか、蜃気楼か…?私は幻を見ていたのだろうか。


自己反省した結果、悪いところはいくつかあって、まず「締め切りをきっかり決めなかった・相手に任せた」こと、「責任を与えなかった」こと、「代金を先払いにしなかったこと」あたりがあると思う。
締め切りを決めない・相手に任せる、と言うのが一番の問題で、これをしないとズルズル後ろに引き伸ばされる。
責任を与えない(要するに、締め切りに遅れても特に不利益が生じない)、とこれも締め切りを守らない原因になる。
最後に、代金を先払いにしなかったこと、だが、これは相手がある程度見知った人間で、持ち逃げしたりしないと分かっているなら先にお金を渡すことによる拘束力は十分信頼できる。あと、プライドによってはお金を先に渡すとその価値に見合っただけのクオリティは保証される、気がする。

一年かけて学んだのは、自分がアホだってことと、他人に何かお願いするときは十分注意しましょうね、ということ。
あと、自分の作ったサービスは作業に手を付けることすらはばかられるレベルのシロモノだったってこと。
合掌。


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